マネータイムズ

カードローンから、世界の世情を表すニュースまで。

僕たちの仕事はロボットに乗っ取られるかもしれない

今週から毎週金曜日に、その週発表されたニュースを一つ選び、私の個人的な見解と意見を述べる「時事問題」というコーナーを始めたいと思います。

 

今週は、2016年10月6日の日本経済新聞14ページある、「考える産業ロボ 頭脳は米社製」というニュースを取り上げたいと思います。

このニュースは、「ロボット産業」における「AI」を開発する利権を、日本企業がアメリカ企業に奪われつつあるというニュースでした。

個人的に、「ロボット産業」は今まで日本の得意分野というイメージがあったので、ちょっと意外と言うか、驚きました。

近い将来、工場で行う分野の大部分をロボットが担うと書いてあり、「近未来」を感じさせるニュースでした。

記事によると、ロボット同士で通信して、作業ノウハウを交換、AIで学習していくそうです。

ロボットの方が作業のミスも少ないし、動作も正確ですから、作業効率も良さそうですよね。

今後ロボットが産業の根幹を担うかもしれません

現在進行系でロボット産業は発達しており、ロボットができる作業の幅は広がっています。

そして同時にAI技術も進歩しており、最近色んな店先で見かけるPeppar君の例を引き合いに出すまでもなく、技術の進歩にはただただ感服するのみです。

今後ロボット・AIの活動範囲は今後ますます広がっていくのは間違いありません。

僕は映画が大好きなので、つい「ターミネーター」の世界を想像してしまいます。

あの映画も、公開当初は「SF」の世界だったのに、時間が経つごとに映画内の世界が現実味を帯びてきましたね。

僕達の仕事はロボットに奪われるかも?

このニュースの主題は、日本がアメリカに、ロボット産業の主導権が奪われるかもしれない、というものでした。

でも僕は、それよりロボット、AIの進歩にただただ恐れおののきました。

なぜなら、このままでは、間違いなく街なかで働く人の大部分ロボットに取って代わってしまうと思ったからです。経営側としても人為的ミスを起こす人間よりも、よりミスの少ない、そして文句も言わないロボットを雇いたいはず。

そうなると、ロボットが人間に取って代わって仕事をこなす世界になります。その後世界は間違いなく失業者で溢れかえります。司法もそれに対策も考えるでしょうが、だとしても間違いなく社会のあり方は変わってしまうはず。

僕たちはこのニュースをみて、「ロボットすごい」とか考えているだけではダメなのでは?

ロボットにできない分野で戦う

まだ見ぬロボットの発展に怯える僕は考えました。

「では、どうすれば今後も変わらず社会生活を営むことができるのか」。もっと端的に言えば、「どうすればロボットに職を奪われないで済むのか」。

それはやはり、「ロボットにできないことをやる」しかないでしょう。

今少し考えて、ふと思いついたロボットにできないことは、「創造」の分野の仕事です。

現在すでにあるデータを用いて動くのが得意なロボットですが、0から1を創り出すは、ロボットは少なくとも現時点苦手なはず。

つまり、クリエティブな分野で活動フィールドを広げれられれば、今後も仕事に困ることはないということです。

残念ながら具体的にどうすればいいのか、今現在残念ながらすぐに思いつきませんが、それはつまり今の僕が全然クリエティブに仕事できていないという事です。

もっとクリエティブに、頭を使いながら仕事をしたいです。データを読み解く以上の、AIではなし得ない発想力で。

疑問、不安を持つのは大事

今回の僕の考えのように、何か出来事に対し不安感や懸念を持ちながら生活を営むのも大切だと思いました。

「ロボット産業が発展している」というニュースに対して、「へえ、すごいな」ではなく、その後の未来を創造する。そして、その後の未来は自分の生活にどんな影響を及ぼすのかまで考える。

それらをきちんと考えるヒントを得られたという意味でも、やはり新聞を読むのは大切だなと感じました。

日々のニュースの中にまだまだ生活のヒントは転がっていると思いました。

また来週。