若者の活字離れが止まらない!書店は今後なくなってしまうのか?
「若者の活字離れ」が止まらないと言われて久しいですが、その話題に連動して「書店の数が減っている」というニュースもとてもよく耳にするようになりました。
私は結構読書が好きなので、本屋さんに行くのが好きですが、大多数の人はそうではなくなっているようですね。少し悲しいです。
リアル書店は消えるのか、模索する現場の本音 - Yahoo!ニュース
どうして多くの人が「活字離れ」を起こしているのか
まずは根本的に、どうして多くの人が活字離れとなってしまっているのでしょう。
これは簡単です。「読書以外の楽しみが増えたから」でしょう。
スマートフォンをいじれば、時間をかけずに楽しい記事をたくさん読むことができます。動画サイトにいけば、楽しい動画を無料でたくさん見ることができます。
少しお金を出せば、映画やドラマ見放題の動画サービスサイトがたくさんあります。
この中に「読書」をはさみこめるのは、かなり限られた人のみではないでしょうか。
読書は時間がかかる
読書は多くの時間がかかります。
読む本にもよりますが、映画を一本みるのより多くの時間がかかることも珍しくありません。
現代人は楽しみに「スピード」を求めています。「時間をかけずに楽しみたい」
多くの人がそんな願望を抱いています。そんな現代人のニーズと、「読書」という文化はマッチしていません。多くの人が離れていってしまうのも当然かもしれません。
「読書」はスローな楽しみだからこそ、喜びも大きい
確かに読書は時間がかかります。
私は読むのが遅いので、分厚い小説読み終わるまでに何週間もかかってしまうこともしばしばです。
ですが、そんな時間のかかる楽しみだからこそ、読み終わった時の感動はとても大きいです。
読んでいる最中だって、文章をゆっくり読み込むと、文章の一つひとつが身体に染み込んでいくみたいな感じです。ぜひ、今本を読んでない方に、読書はすごく面白いってことを伝えたいです。
直木賞を獲った、芸人の又吉直樹さんも、受賞会見で「みんなに本を読んで欲しい」と言っていましたね。
本屋が発展しないと活字離れも止まらない…負の連鎖ですね
人々が本から遠ざかると、書店は減り続ける。書店が無くなると、人々が本に触れる機会が減ってしまう。
どんどん悪い状況になってしまうのです。
そうならないために、書店はあの手この手でみんなをお店に来てもらおうとしてますよね。
ポップを工夫したり、蔦屋書店のように、本とライフスタイルを連動させたり。
活字離れだけが書店が減っている理由では無いと思います。Amazonなど、ネット書店が多くなったのも大きな要因ですね。
でも、実際の書店で本をこの手に持ちながら、実際にページをめくりながら本を選ぶ楽しさは何にも代えがたいですよね。
今日は、若者の活字離れと、書店がどんどん減っているというお話でした。