東急田園都市線の混雑がひどい!混雑は改善されるのか?
「東急田園都市線」と言えば、東京都民にはお馴染みの、ハイソなイメージのある路線です。
しかし蓋をあけて見れば、混雑時も乗車率186%という、「超混雑路線」なのです。得に、二子玉川駅から渋谷駅の流れ。
朝の通勤ラッシュに東急田園都市線に乗り込むと、「このまま乗っていると、圧迫死するのでは」と思ってしまうほどです。
実は私も、駒沢大学駅近くに住んでいるので、毎朝東急田園都市線に乗っているのですが…この社内が混雑している現状を知って放置を続ける東急は、ハッキリ言って鬼畜です。
東急田園都市線はどうして混雑するのか
田園都市線が、どうしてピーク時の乗車率180%を超えるほどの混雑が記録されているのか。
その理由は「不動産」にあります。東急は田園都市線の他にも路線を経営していますが、同時に大規模な「不動産事業」にも取り組んでいます。
そして、この「路線」と「不動産」のあわせ技で、東急沿線に自社で新しい不動産を増やすことにより、東急路線ユーザーを呼び込んでいるのです。
不動産事業がうまくいって、沿線の人口が増えることにより、路線経営の収入も増えるため、東急としては相変わらずこのスタイルを貫きたいと思っているのです。
しかしこの経営方針は、あまりにもユーザーを無視しています。本当に東急路線ユーザーを考えるなら、東急路線ユーザーにとって快適な電車移動を提供するべき。
「会社側が通勤時間を選べる制度作りを行うべき」なんて事を言うのは、あまりにも無責任です。
混雑した電車による弊害
少し話を変えて、混雑した電車に乗るとどんな弊害があるのか、それを考えてみましょう。
まず単純に、ぎゅうぎゅうの電車に乗るのは、息苦しいです。冒頭でも書きましたが、圧迫死してしまうのではないかというほど。
赤の他人と接近どころか、密着しまくる環境は、すごいストレスです。
そして混雑した電車というのは、得てして遅延が発生しやすいもの。混雑することでのトラブル、急病人が発生しやすくなるからです。混雑した路線を利用するというのは、単純に「遅延」が起こりうる問題との戦いを強いられるのです。
時間の損失はそのままお金の損失に繋がってしまいかねません。つまり、混雑した電車に乗るのは、損なのです。
東急は何も対策をしてないのか?
そもそも、東急自身がしっかり対策を行っていれば、私や他の東急路線ユーザーが何も言わなくて良いのでは。
そう思うのが当然ですが、東急は複線用意するなどではなく、こんなポスターを壁に張るだけ…。
もっと抜本的な対策を行うべきだと思うのですが…。
お茶を濁す程度に「早起きキャンペーン」実施中
東急としても、混雑を緩和するための対策を何も行っていないわけではありません。
オフピーク時の電車利用を促すために、東急はこんなキャンペーンを実施しています。
8時台がもっとも混雑する東急田園都市線を、ピークを避けた7:20までに利用するだけで、TOKYUPOINTを50ポイントプレゼントするというもの。
この早起きさせる試み自体は良いと思います。しかし、利用者に行動させるようなキャンペーンだけでなく、もっと自社努力を同時に行うべきでは…なんて一ユーザーは思ってしまいます。
「通勤」は様々な要素に関連する問題個人的な対策も必要か
人生の幸福度は、「通勤」の要素と密接に関連すると聞いたことがあります。
「通勤時間」「通勤スタイル」など、通勤の問題を改善することで、人生の幸福度は変わるというものです。
東急沿線自体は、オシャレな街も多く個人的に気に入っています。しかし、通勤電車に関する問題は多い。この問題を野放しにしていては、私の生活水準にも影響がでかねません。
東急にも何か抜本的な対策を期待しつつ、自分としても何かできることは無いか、常に考え続けていたいです。