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お金目当てのWEBライターがよく使うフレーズ4選

こんにちは、ジェーンドウです。

WELQ」事件で一気に吊し上げられましたが、未だにどこの誰が書いたかも分からないキュレーションメディアは、うようよと世の中に蔓延っています。

www.asahi.com

こんな「稼ぎ最優先」な記事を量産されて、本当に困っていて調べているのに、結局何が言いたいのか分からない記事に時間を取られてしまい、舌打ちしたくなった経験はありませんか?

「こんなゴミ記事読む時間なんてないのに!もっと早くゴミ記事だなって気付けていれば…」と、悔やんだことが、私には何度もありました。

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そこで今回は、お金のことしか考えていないWEBライターがよく使うフレーズを紹介し、「あ、このライターは二流・三流だな」と見極める指針にしていていただければと思います。

お金最優先!二流・三流WEBライターがよく使う耳たこフレーズ4選

※ここでいう「お金最優先WEBライター」とは、時間効率を優先し、内容の正誤、情報源の確実性などを度外視して、無責任な記事を公開するライターのことです。

ですよね

<使用例>

「~~は女子だけ限定で無料で出来ちゃうなんて嬉しいですよね♪」

「GWといえばカップルにとっては思い出いっぱい作れちゃうチャンスですよね♪」

「男はイイ車に乗ってナンボですよね?」

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いいえ?

パソコンやスマートフォンなどのデバイス越しだと、どうしても無機質な印象の文章になってしまいがちです。「共感」を呼びやすいフレーズで、記事と読者の間にある隙間を埋める手法は、確かに存在します。

しかし、「ですよね」という言い方は、前後に来る文章次第では「押し付け」「同意の強要」に繋がりかねません。

見た目がフランクなので、使い勝手が良さそうに見えるかもしれませんが、実はとても取り扱いが難しいフレーズです。

 「よね」の無神経さが分からないなら使うな

「ですよね」だけじゃなく、基本的に「よね」は多用厳禁です。タイトルに限らず、文中でも同様。

「ママなら、普通、子供の事を一番に考えますよね♪」

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書いた人に悪気も他意も無くとも、「子育て 悩み」といったキーワードで入ってくるであろう記事に、上記のような強要フレーズが入っていると、書いた人の胸ぐらを掴んで罵倒してやりたくなります。

悩んでる人に、無神経な追い打ちをかけるようなフレーズであることを、理解できないレベルのライターが使っていいフレーズじゃありません。

名前だけ名乗るヤツ

<使用例>

「皆さん、こんにちは。◯◯です」

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誰だよ。

挨拶と名乗りから入るのは、匿名性の高いWEBメディアにおいては、礼儀として正しいとも見れます。

しかし、「自分が何者なのか」を明示するために名乗るのであれば、「家電マニアの◯◯です」や、「アパレル店員の◯◯です」くらいの情報は最低でも入れるべきですよね。

分かってて、あえて無視してるパターンのライターは大抵炎上狙いです。

誇大表現!何か妙に分かりにくい文章◯選

<使用例>

「食べなきゃ人生の半分損!今が旬のウマ牡蠣食べれる店5選」

「モテ期到来!誰も教えてくれないホントの女心3つ」

「カワイイ女子9割が知ってる!もちぷにゅ肌を作るコスメTOP10」

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そうですか。

タイトルに「!」と「数字」が見えた時点で、私は絶対クリックしません。

派生型はコレ?!なぜ彼らは使うのか…三点リーダーがタイトルに含まれる違和感

「!」と「数字」コンビの亜種とでもいいましょうか、「?!」と「…」のコンビも、二流以下ライターがよく使います。

<使用例>

「ウソッ?!私の肌ブツブツ…夏前にしておきたいスキンケアとは」

「勝率90%超?!今までの常識は嘘だった…勝率アップする馬券の買い方」

三点リーダーは基本的に文章中に使うものであり、タイトルや見出しに使う記号ではないのです。

新聞の見出しで「…」が使われることはまずありません。

いかがでしたか?

私がうんざりしてるフレーズNO.1が、これ。

「いかがでしたか?」

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何が?

これを使ってる人は、本気でその記事を作ってない証拠です。

もし本気で書いているのなら、聞けるわけがないのです、そんな質問。

自分で書いた文章は冒頭と終わりのまとめ部分だけ。

あとは全て文章も画像もどこかから引っ張ってきただけの記事。

そんなものを作っておいて「いかがでしたか?」と聞ける神経の持ち主という時点で、二流にですらなれないライターだと確信します。

「自分は情報発信している」と勘違いしてるから恥ずかしげもなく書けるのでしょう。

お願いだから気付いてください。

 

あなたが作っているものは、

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※画像は怪文書ジェネレーターさんからお借りしました。

まとめ

いかがでしたか?

1つくらいは「あ~!よく見る~」というフレーズがありましたよね。

皆さんの貴重な時間を、プログラム組んで量産出来そうな記事に使うのは非常に勿体無いです。

読む価値があるかどうか早めに見極めるポイントを覚えておいていただき、魑魅魍魎なインターネットの世界で、効率よく有益な情報を集められるようにしてください。

時間も情報も、どちらもお金と同等、もしくはそれ以上に大事なものですから、お金稼ぎのことばかり考えてる人へ、無駄に使わないようにしましょう!

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余談:二流以下WEBメディアでよくある機能

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二流以下メディアほどこのフレーズを多用して、しかも表示する記事のアルゴリズムはテキトーか、宣伝記事が強制的に表示されるような設定になっています。

二流以下メディアの中にも良い記事を書くライターさんはいますし、実はライターではなくその上にいるディレクターが二流以下という可能性も多いにあります。

 

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関連記事のアルゴリズムがめちゃくちゃそうだと思ったら、そのサイト自体に見る価値がないと判断してもいいでしょう。

書く人が優秀でも、編集する人が無能だとなんの意味もありませんから。

 

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cardloantimes.hateblo.jp

 

記事TOP画像:PIXTA

文中画像:いらすとや