マネータイムズ

カードローンから、世界の世情を表すニュースまで。

ギャンブルの還元率を比較!一番高いのは意外にもアレだった

こんにちは。

突然ですが、皆さんの利用している駅の周りに「パチンコ店」はありますか?

というのも、私が利用してる最寄駅にあるパチンコ店が大規模なリニューアルをしたんですよね。

 

その時気になったのが、パチンコをやる人はなぜ「お金がない」と思いながらもパチンコをやってしまうのか。

まあ「依存症」とか「病気」って言ってしまえばおしまいなんですが、個人的に「ギャンブルの還元率」が気になって調べてみました。

 

還元率(現実)を見て目を覚ましたいって人や、(いないとは思いますが)ギャンブルを始めてみたいって人に向けて書いていこうかなと思います。
ちなみに、私は競馬をそこそこ愛しています。

各ギャンブルの還元率

f:id:cardloantimes:20170501202723j:plain

  1. パチンコ                         85.0%
  2. 競輪                                75.0%
  3. 競艇                                74.8%
  4. オートレース                  74.8%
  5. 競馬                                74.1%
  6. サッカーくじtoto           49.6%
  7. 宝くじ                            45.7%
  8. 麻雀                                未知数

意外にも還元率が一番高いのは「パチンコ」

世間一般的にギャンブルや賭け事と呼ばれるものと、国が運営している「公営競技」の還元率を比較すると、パチンコの85%がもっとも高い還元率でした。

「ならパチンコが一番割の良いギャンブルなのでは…?」という考えになりますが、どうにもそう思えないんですよね…。

私の周りにいないだけかもしれませんが、パチンコを普段する人で「お金持ち」を見たことがないんですよね。(パチンコで生活するパチプロも見たことがない)

むしろ、いつも「お金がない」と言っているイメージしかないのは、パチンコにハマっている人の母数が多いからでしょうか。

 最悪なのは「宝くじ」で50%にも満たない

 一方、もっとも還元率が低いのは宝くじで45.7%しかありませんでした。

個人的には、正直ここまで低いと思っていなかったので軽くショックを受けました。

単純に考えると、10万円分の宝くじを買ったら、その時点で5万円以上の損をしていることになるんですよね。

もともと宝くじは買わない派なんですが、もし周りに「夢」を買う方がいれば止めてあげた方が良いかもしれません。

そのお金で美味しいものをたらふく食べた方が幸せになれそう。

なぜパチンコの還元率は85%もあるのか

f:id:cardloantimes:20170501202755j:plain

気になったので個人的に調べてみました。(完全に素人目線の意見なのはご了承ください)

 運営しているのが「国営」か「民営」か

公営競技や宝くじの胴元は国ですよね。

売上の10%程度は「国庫納付金」という形で国の予算となり、残りが「JRA」等の運営団体の収入となります。

ですから、75%以上の還元率にするのは経営上難しいと思います。

 

一方、パチンコは「マルハン」など一般企業が運営しているため民営です。

民営である以上、他店同士の競争がある点が公営競技との大きな違いで、パチンコ業界は同業他社を出し抜くことを常に意識しているはずです。
少なくとも「接客・サービス」という点においては他のギャンブルに引けをとらないでしょう。

また、ある程度は客に当たりを出さないと客足が遠のいてしまうため、リピーターを増やすためにも還元率はこれ以上下げられないということが推測できます。

 手軽さ&射幸性の高さ

パチンコが好きな方にとっては失礼かもしれませんが、パチンコのすごいところは「考える必要がない」ところです。

台さえ選べばあとはお金を入れて座っているだけですから、簡単に始められるというのは大きなメリットと言えます。

実際、開店前に行列ができるほど台選びは重要なのでしょう。

 

また、パチンコの楽しみは「当たる」ことしかないため、その一瞬は病みつきになる射幸感を得ることができます。

パチンコに依存してしまうのは、「続けていればいつか当たる」と思い込んでいるからです。

当たりを引くまでには多額の投資が必要ですが、当たった瞬間に出るドーパミンやエンドルフィンが思考を麻痺させます。

 売上の違い(参考資料)

  1. パチンコ                            約23兆円
  2. 競輪                                   約6,000億円
  3. 競艇                                   1兆円
  4. オートレース                     約700億円
  5. 競馬                                   約2兆5,000円
  6. サッカーくじtoto              約1,000億円
  7. 宝くじ                                約9,000億円

上記の通り、パチンコの売り上げは競馬の10倍以上と群を抜いており異常です。

話は反れますが、一説によるとパチンコ店の当たりは店側で操作されているという声もあります。

流石に冗談だろと思いますが、火のない所に煙は立たぬと言いますし…もしそれが本当なら、還元率85%は本当にお客さんの手元に入ってきているのか疑問ですね。

全体で見ると還元率5位の競馬ですが…

f:id:cardloantimes:20170501203032j:plain

ところ、競馬の還元率は「74.1%」と全体では5位でしたが、実は馬券の買い方によって、払戻率(≒還元率)が変わってきます。
(※他のギャンブルもそうだと思うのですが今回は割愛します、すみません)

勝馬投票法ごとの払戻率(引用:JRAホームページ)

  • 単勝       80.0%
  • 複勝       80.0%
  • 枠連       77.5%
  • 馬連       77.5%
  • ワイド    77.5%
  • 馬単       75.0%
  • 3連複    75.0%
  • 3連単    72.5%
  • WIN5    70.0%

それぞれの買い方については割愛しますね。


見てみると、オッズが低いものほど払戻率は高くなっています。

払戻率を高めるためには、的中率を上げるのも非常に重要ということがわかります。

少ない投資で高いオッズを狙いがちになってしまうのが人の性ですが、単勝複勝でコツコツと当てていく方が還元率的には賢いと言えるのかもしれませんね。 

パチンコでは味わえない競馬の楽しさ

ここまで還元率の話をしてきましたが、それだけで「パチンコ>>>その他ギャンブル」と決めつけるのは、あまりに短絡的だと私は思います。

cardloantimes.hateblo.jp

以前こちらの記事でもご紹介しましたが、競馬場には多くの楽しみ方があります。

私が思うに、その他のギャンブルは「人」と「機械」で構成されていますが、競馬は「人」と「馬」で構成されています。

これが競馬の面白さの元なのかなと勝手に思っています。

続けるほど魅力が増していく!競馬の魅力

今思いつくだけでも、競馬の魅力はこれだけあります。

  1. 競走馬を身近で見ることができる
  2. 100円から遊べる
  3. お金を賭けなくても楽しめる
  4. 1年を通してやっているので話のネタになる
  5. 重賞レースのときの観客の一体感がすごい
  6. やればやるほど血統の奥深さを知ることができる
  7. 過去レース傾向からデータ分析をして考える楽しさがある
  8. 競走馬や騎手だけでなく厩舎や調教師など関係者が多く、さまざまな視点で見ることができる

などなど…

 

1つずつ解説していきたいのですが、長くなりそうなので今回はここらへんにしておきたいと思います。

それではまた。