ギャンブルや不倫で失敗する人の共通点 それは「時間選考」が強すぎること
昨日、こんな記事が多くのブックマークを集めていました。
この記事を書いた「伊藤直也」は、元はてなの最高技術責任者。現在は、予約サイト一休の執行役員を務める、日本が誇るエンジニアの一人です。
ですが今回、不倫騒動で大変インターネットを騒がせてしまいました。どうして伊藤直也さんほどの人が不倫で失敗してしまったのか。その原因を考えていきたいと思います。
率直に言うと、どうして伊藤さんがこんな事になったかと言うのは、「時間選考」が強すぎるからだと私は思っています。
時間選考が弱いとは?
もう一度「時間選考」についておさらいしておきましょう。
過去記事でも、時間選考について考えた事がありますが、簡単にいえば「後先考えず行動する」のが、時間選考の強い人の特徴です
今それをすれば、あとで絶対後悔する…そんな事を知ってか知らずか、目先の得に飛びついてしまう人のことを、時間選考の強い人と呼びます。
私としても、いかに人生をうまく生きるかは、この時間選考をいかに上手に抑えられるかが大切だと思っています。
時間選考を抑えられればギャンブルにも不倫にも転ばない
時間選考を抑えて、今後どうなるかわかっていれば、不倫やギャンブルで人生を破滅に追い込むことも無いのです。
しかしどうしてこれほど多くの人が、多くの問題で人生を駄目にするのか、それは、それだけ目先の欲望から逃れるのが難しいからに他なりません。
しかし、理性が発達した人間たるもの、しかもある程度社会的な成功をした大人ならなおさら、「我慢」を覚えねばなりません。
欲望に抗うということ
「欲望」それ自体は、生物たるもの誰にも備わった、基本的なシステムです。まったく欲望を無くすなんてことは「不可能」です。
欲望への体制をつける手段、私はそれを「過去の経験」「聞いた情報」などによって可能になるのではないかと思っています。
過去自分が失敗した経験
時間選考の抑えが効かず、過去自分が失敗したその経験。
その痛い失敗によって、未来同じような失敗をする事を無くすことができると思っています。
「もう同じような失敗はしないようにしたい」と思うことと、どういう流れで失敗してしまうのか、ある程度理解できるからです。
他人の失敗した経験を聞く
他人が時間選考甘く失敗した経験を聞くのも、自身の欲望を管理するために有効だと思っています。
見聞きしたその情報、その人と自分の属性が違いすぎると、あまり参考にならないかもしれませんが、自分に近しい人の経験はそのまま自分に落とし込むことができるはず。
例えば、今回の伊藤直也さんのように、ある程度年齢を重ねたエンジニアならば、今回の話を聞いて「自分は同じ失敗をしないようにしよう」と思えるのでは。
本を読んだり、人と会話することの大切さが、改めて認識できますよね。
誘惑に弱い人は早めに動き出すべき
こうした時間選考の甘さで失敗する人は、ハッキリ言って経験と考えが甘いです。
若い頃もっと行動して、たくさんの失敗と成功を経験していれば。そしてそれに伴って自分の行動を顧みることができる、思慮深さがあれば人と同じ失敗で苦しまないはず。
まずは「自分がどこで失敗しやすいのか」を知ることで、あらかじめその失敗に対して予防策を張ることができるようになるはずです。